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Whom?
解析工房は誰が習うのか。

解析工房には受講資格はありません。どなたでも受講できます。

強いて言えば、「日本語がわかること」くらいでしょうか。ただしご要望があれば英語でも対応いたします。

解析工房はこれまでたくさんの方に受講していただいています。

その裏事情には以下のようなデータがあります。材料力学と有限要素法についてその理解度についてのアンケートをとったところ以下のようになりました。

材料力学については実に86%の人が知らないが忘れてしまっています。有限要素法についてはほとんどの人が知らないという状況です。

恐るべきことは、このアンケートの対象者は、解析を行なっている、もしくは行なおうとしている設計者だ、ということです。この状況に危機感を感じた感じた会社が設計者の解析工房の受講を希望されます。

解析工房は、材料力学や有限要素法の知識に自信はないが、仕事で解析を利用したい、利用しなければならない方にぜひ受講していただきたいプログラムです。

解析工房では、学問として材料力学や有限要素法を深く掘り下げるわけではありません。ですから高度な数学の知識は必要ありません。工業高校の材料力学の授業と同程度か、もしくはそれよりもカンタンだと思います。中学生でも理解できると思います。

また設計レビューを審査する立場の管理者の方々も受講していただいています。

最近は設計者が解析を行なう機会が増え、その結果が設計レビューで発表されることが多くなってきています。それをレビューする人が解析の条件や内容をわかっていなければならないのは当然のことです。

設計者が行なった解析の裏側には、様々な危険が潜んでいます。例えば最大応力には本当の最大応力と有限要素法特有の特異点によるウソの最大応力があります。解析ソフトウェアはそんな事情は関係なく、数値的に最大の応力を表示してしまいます。設計者がそのことをわかっていればいいのですが、それをわかっていない場合、解析結果をレビューする人がわかっていないと、間違った設計強度を認めてしまうことにもなります。

解析工房は、設計者の方にも、管理者の方にも受講していただきたいプログラムです。

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